音楽におけるインクルーシブ教育の可能性 ~専攻内FD研修会~
京都女子大学音楽教育学専攻では1月27日に「音楽におけるインクルーシブ教育の可能性」というテーマで教員研修会にお招き頂きました。
講師は、東京、京都、沖縄を拠点に日本で最先端のインクルーシブ合唱活動を展開するホワイトハンドコーラスNIPPON芸術監督のコロンえりかです。

普段から京都でのホワイトハンドコーラスの活動を熱心に応援くださっている先生や、ずっと活動に参画しながら修士論文を書いた素晴らしい学生さんもいらして、初めてと思えない温かい雰囲気の中で迎えて頂きました。
私たちにとって、ホワイトハンドコーラスの活動を進める上でアカデミックな知識や技能を持つスタッフが必要なことは言うまでもありませんが、最終的に大切なのは一人一人のストーリーです。
今回は、障害児の兄弟や家族の視点も交えつつ、インクルーシブ教育は「障害のある」子どものためだけのものではなく、想像と創造を生み出すイノベーションの可能性を秘めるもっと大きなものだということを確認しました。
パフォーミング・アーツ、教育現場、劇場、企業が連携して子どもたちのインクルーシブな学び(これは子どもの権利です)を保証することができれば、社会はどんなに楽しいものに変わっていくことでしょう。
国連人権委員会によってインクルーシブ教育の遅れが指摘された日本ですが、古くから公立学校で相互の学び合いがあった事例や、学生とのコラボについても意見交換ができ、大変有意義な時間となりました。
ありがとうございました!
京都チームもメンバー募集中です♪
活動に興味のある方もぜひ一度覗いていただけたら嬉しいです!
京都チームのサポートもどうぞ宜しくお願い致します!
京都女子大学のホームページでもご紹介頂きました。
https://www.kyoto-wu.ac.jp/gakubu/faculty/ongaku/news/rhnb30000001am9i.html