子どもたちの挑戦の軌跡を映像で
2021年、ホワイトハンドコーラスNIPPONが、東京芸術劇場でプロオーケストラと同じ舞台に立ち、ベートーヴェンの「第九」に挑戦しました。舞台では見れない子どもたちが逆境に立ち向かう姿から、彼らの可能性を感じて応援してほしい。そんな想いでさわかみ財団が素晴らしいドキュメンタリー映画を制作してくださいました。池田圭佑監督の本作は文部科学省選定作品に指定され、全国で自主上映会を開催しています。2024年度は、東京・京都・沖縄チームウィーン遠征の続編ドキュメンタリー化が決定しております。また、上映会も引き続き、教育機関や一般劇場で開催をする予定です。上映を検討したい方はぜひご連絡ください。
ドキュメンタリー映画
ホワイトハンドコーラスNIPPON
Freude!よろ
こびのうた
視覚や聴覚に障がいを抱える子どもや大人・障がいのない子どもも参加するユニークでインクルーシブな楽団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」がプロオーケストラ・合唱団と同じ舞台に立ちベートーヴェンの「第九」に挑戦。ベートーヴェンが晩年耳が全く聞こえないながら書き上げた「第九(歓喜の歌)」を障がいを持った子どもたちが澄んだ声と「手歌」で歌ったのです。サイン隊の白い手袋から溢れ出る「歓喜の歌」はオーケストラや合唱とその場の感動を一緒に作り上げていました。
このドキュメンタリーはドイツ語の発音もままならないところから始まり、3カ月に及ぶ稽古、そして感動の本番までを記録した子どもたちによる挑戦の物語です。
作品概要
製作 | 一般社団法人 さわかみ財団 一般社団法人 El Sistema Connect |
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出演 | コロン えりか 井崎 哲也 ホワイトハンドコーラスNIPPON 鈴木 優人 バッハ・コレギウム・ジャパン |
予告編
上映会参加者の感想
素晴らしかったです。何が心を打つのだろう、なぜ涙が出るのだろうと考えましたが、きっと「美しい」からかと思いました。(30代)
障がいがある子どもたちへの印象が180度変りました。自分の世界がいかに狭いかを思い知らされました。(70代)
生きた音楽を全身で感じることのできる映画でした。時代も空間も超えた。(40代)
映画スクリーンに拍手したのは初めてです!(50代)